てるてる@お前に響かすポイズンビート

音は楽しむもの!元音響マンが自分なりの音の楽しみ方を伝授、開拓していきます!( ´_ゝ`)ちなみにノリと勢いでブログ開設。日々感じることや好きなこと音楽関係を中心に書いていきます。Twitterもやっておりますゆえ→@teruteru_new_(`・∀・´)

愛は地球を救うと言うがそれは本当に愛なの?〜 一時的な感情を愛と勘違いするな 〜

どーも、てるてるです。

 

今回は健康な時に感じる感動は

愛ではなく同情になってない?

という話。

 

先日、テレビを見ていたら

24時間テレビが放送されていました。

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毎年ちらっと見る程度ですが

いつも思うことがあります。

 

それはハンデを持つ人、

いわゆる障がいを持つ人を

フォーカスした番組の作り方です。

 

身体になんらかの

ハンデがある人たちが

それを乗り越えて何かを成し遂げる。

 

素晴らしいですよね。

 

常人には普通のことでも

ハンデひとつで並の努力では

足りないことも多いでしょう。

 

挑戦する人たちも

終わったあとに涙する姿も

よく見ますよね。

 

それに見合う

努力をされたのでしょう。

 

が、しかし

 

正直ウンザリです。

 

それは何に対してかと?

 

出演者、スタッフの方々が

こういう方向性で番組作っています!

 

今年のテーマはこれです!

 

みたいなこと言っても結局 TV SHOW

 

障がいのある人たちが

何かを成し遂げることに対して

 

"ハンデがあるのに頑張ってる"

 

みたいな見方しかされないような

企画構成ばかりなこと。

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まぁ、ボクのヒネくれた

性格は少なくともそう感じます。

 

もちろんテレビを見ている人で

障がいがあるということが

"どれだけ大変なのか"ということを

伝える、理解してもらう

意味もあると思いますし、

それに対して募金したりするわけで。

 

これを少し客観的に考えてみると

家族や周りにそういう

仲の良い友人でもいなければ

みんな他人事になってるわけで。

 

他人事だから

感動になるんですよ。

 

皮肉を言うなら

そういう意味では

日テレの狙い通りでしょう。

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他人事だと言いましたが

身体になんらかのハンデがある。

 

どれだけ大変なのか?

 

これはそんなにも

伝わらないことなのかと。

 

確かに伝わらないんですよね。これが。

 

今はほぼ完治しましたが

ボクも過去にストレス難聴に

なった経験があります。

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当時を思い返しても周りの人は

 

"大変だね"

とか

"大丈夫?"

とか

"病院行った方がいいよ"

 

 

程度の反応なんですよ。

 

ある日、突然

聴こえていた音が聴こえない。

 

普通に持って(聴こえて)いたものが

なくなるかもしれないという恐怖。

 

あの絶望感は今でも忘れられません。

 

自分のことになって

初めて本当に理解できるんです。

 

なぜなら、

それまで他人事だったから。

 

しかし、ボクとは違い

生まれた時から

何かハンデを背負って

生まれてきた人たちが

絶望感を背負ってきたのか?

 

それともハンデをハンデと

思っていないのか?

 

人それぞれだと思います。

 

それを

"ハンデを乗り越える○○君"

みたいに決めつけるようなやり方で

祭り上げるようなこと自体が

違うんじゃないの?と思うわけです。

 

過去になにか病気や障がいを

乗り越えて共感し感動する人も

もちろんいると思います。

 

ボクも確かに難聴を経験しました。

 

しかし、それを

"難聴を乗り越えたてるてるさん"

みたいに扱われたり

感動したみたいな見方をされたら

心の底からヘドが出ます。

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出演されている人たちの場合は

何かしらの想いがあって

出演しているとは思います。

 

そういう意味では

制作側と出演側の利害一致が

あると思うのでいいと思いますが…

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ボクの場合、

当時を思い返すと

自分ではどうにもならない

恐怖や絶望感、葛藤など

様々な感情に埋め尽くされ

何度も押し潰されそうになりました。

 

だけどそれは

他人には伝わらないんですよね。

 

というより

伝えても経験してないから

理解できないんです。

 

伝わらないからわからない。

 

わからないから自分には関係ない。

 

そんなもんなんですよ。

 

薄っぺらい同情みたいな

見方をする人は他人事なんですよ。

 

本当に寄り添ってくれる人なんて

ほんのひと握りでした。

 

テレビを見て感動しました!

募金させてください!

みたいなのは

一時的な感情でしかないんですよ。

 

一時的な感情=一時的な同情

ってことです。

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まぁ、なにもしない偽善より

なにかする偽善みたいな話もあります。

 

なにが正解かなんてわからないですが…

 

ただ、本当に寄り添える人は

少なからずいるのは確かです。

 

テレビを見て感動するのも

募金するのも全否定するわけでは

ありません。

 

「愛は地球を救う」

 

24時間テレビ

よくテーマになってますよね?

(今も変わってないのかな?)

 

これに対しての

ボクのヒネくれた解釈をするなら…

 

本当に人を救える人というのは

テレビに感化なんてされなくても

愛は持ってるし、すぐ行動しとるわ。

 

ってことです。

 

かなりネガティブな

記事になってしまい少し反省ですが…

 

感じ方は人それぞれです。

 

何度も言いますが全否定はしません。

 

ただ、健康でいるからこそ

感じる感動というものがあることを

理解してほしいです。

 

そして、それは愛なのか?

それとも同情なのか?

 

あなたの感じている感動は

愛ですか?同情ですか?

 

少し考えてみてほしいです。

 

ボクは経験したからこそ

思うことがあったので書いたまでです。

 

長くなってしまいましたね。

 

うまく言語化できてるか

わからないですがこのへんで

終わりにしておきます。

 

では。

 

てるてる